日本相撲協会の理事候補選挙から一夜明けて、節分の今日京都の宇治市内にて、春場所の貴乃花部屋宿舎で豆まきに親方自身が参加しました。
昨日までの険しい表情もなく、温和な表情で「毎年、大阪場所(春場所)の宿舎で宇治の皆さんには大変お世話になっております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつをしたようです。
しかし、今回の理事候補選の落選によって、貴乃花親方の協会内での役職も三階級降格のヒラ役員となります。
そこで、今回はヒラ役員のことについて調べたいと思います。
もくじ
日本相撲協会の役職にはどのようなものがあるのか
理事長および理事
副理事
役員待遇委員
委員
主任
年寄
参与
外部役員
評議員
で構成されてます。かなりのピラミッド構造ですね。日本相撲協会は、公益法人です。ですが、営利的かつ職業的な相撲興行を全国規模で開催している唯一の法人でもあります。公益法人だからこそ、最近の相撲の不祥事に対して特に、責任やあり方が問われているのです。
貴乃花親方がつくヒラ役員の仕事内容や給与は
今回の降格によって貴乃花親方がヒラ役員になった場合の仕事ですが、相撲チケット切りや場内警備を担当することもあり得るようなのです。チケット切りや場内警備って、バイトの仕事のように思えますけど、協会内の職員で運営していたのですね~。
しかも今回、貴乃花親方がヒラ役員になってチケット切りなんて想像つかないですよね~。いつも、車に乗って、大きめのスカーフ&サングラス姿の親方が、チケット切りとは・・・。
それ以外にも、場内警備の仕事もあるようです。これもバイトの仕事のように思えてしまいます。ライブ会場や格闘技会場の警備って普通警備会社やバイトですよね。引退したからって、格闘家が場内警備しないです。非常に違和感があります。
また収入面についても、降格によって、約40万ほど減額されるようです。減額もそうですが、やはり仕事内容がなんとも言えませんね。平成の大横綱と言われた貴乃花がチケット切りや場内警備なんて…。
しかし、現実のようです。
貴乃花親方の今後や相撲協会とのことについて
一連の騒動の上、今回の理事落選の影響はかなりものです。まずは親方自身の協会内のキャリアについては、いままで積み上げてきたものは白紙に戻される可能性もあるようです。せっかく、これまで積み上げてきたものが今回の騒動によって白紙になってしまいます。それも想定内での行動だったと考えることもできますが、しかし相撲ファン・貴乃花ファンとしては実にもったいない話です。
委員の立場でしかなくなってしまうと、協会内での案件にかかわることが出来なくなります。当然、協会の改革などできなくなってしまいますね。一つ上の役員待遇委員であれば、発言権なしのオブザーバーで理事会に参加もできました。その理事会にも参加できなくなってしまいます。
親方の理想とする相撲協会を目指す上では、絶対的に発言権のある立場でいなければなりません。今後改革を目指す道はいばらの道になりそうです。
ですが、今後の貴乃花親方にはぜひ頑張ってもらいです。