NHK連続テレビ小説『あんぱん』の放送が始まり、多くの視聴者が心を奪われています。この物語は、やなせたかしさんと妻・暢さん(のぶ)の故郷である高知県を舞台にしており、ドラマの重要なシーンの多くが、高知の美しい自然や街並みで撮影されています。
「ドラマの世界を体験してみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、『あんぱん』のロケ地と、その周辺の見どころを詳しく紹介します。聖地巡礼の旅に出て、ドラマの感動をより深く味わいましょう。
もくじ
やなせたかしの原点に触れる「高知県香美市」
主人公・柳井嵩(やなせたかしがモデル)の生まれ故郷であり、物語の原点ともいえる場所が**高知県香美市(かみし)です。この地は、やなせたかしさんの世界観を形成する上で、非常に重要な役割を果たしました。
見どころ:やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム
香美市にある「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」は、まさに『あんぱん』の聖地と言える場所です。やなせたかしさんが描いた多くの作品が展示されており、彼の人生や哲学を深く知ることができます。ドラマで描かれる彼の苦悩や喜び、そしてアンパンマン誕生までの道のりを、よりリアルに感じられるでしょう。
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アクセス: JR土佐山田駅からバスで約25分。
美しい砂浜がドラマを彩る「高知県芸西村」
ドラマ内で「夢ヶ浜」として登場する、のぶと嵩にとって思い出の場所が、高知県芸西村(げいせいむら)にある琴ヶ浜(ことがはま)です。ここで撮影された、美しい海岸でのシーンは、視聴者に強い印象を残しました。
見どころ:琴ヶ浜
琴ヶ浜は、美しい白砂の砂浜と穏やかな波が特徴的な海岸です。ドラマでは、のぶと嵩が希望を語り合ったり、かき氷を食べたりするシーンの舞台となりました。実際にこの場所を訪れれば、潮風を感じながら、二人と同じ景色を眺めることができ、ドラマの世界に浸ることができます。
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アクセス: JR和食駅から車で約5分。
二人の出会いと情熱の舞台「高知新聞社」
のぶと嵩が出会った場所であり、二人の人生が交差する重要な舞台となったのが、高知新聞社です。やなせたかしさんはかつて、この新聞社で編集の仕事をしていました。
見どころ:高知城
高知新聞社の近くには、高知のシンボルである高知城があります。ドラマの時代背景を想像しながら、高知の街を散策するのもおすすめです。高知城の天守閣からは、高知の街並みや遠くに広がる自然を一望でき、当時の人々の暮らしに思いを馳せることができます。
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アクセス: JR高知駅からバスで約10分。
時代を再現する「東武日光線下小代駅」
高知県だけでなく、ドラマの時代背景を忠実に再現するために、関東でもロケが行われました。その一つが、栃木県日光市にある東武日光線下小代(しもごしろ)駅の旧駅舎です。
見どころ:旧下小代駅舎
この駅舎は、戦後のレトロな雰囲気を色濃く残しており、ドラマの世界観にぴったりの場所です。現在も現役の駅として使われていますが、懐かしい雰囲気の木造駅舎は、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
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アクセス: 東武日光線下小代駅下車すぐ。
まとめ:『あんぱん』の舞台地巡りで、感動と発見の旅へ
朝ドラ『あんぱん』の舞台地である高知県をはじめとするロケ地を巡る旅は、ドラマの感動を再体験するだけでなく、やなせたかしさんという偉大な人物の原点に触れる、発見に満ちた時間となるでしょう。
美しい自然やレトロな街並みの中で、のぶと嵩の人生、そしてアンパンマン誕生の物語に思いを馳せてみませんか? きっと、ドラマをより深く楽しむことができるはずです。
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